1948-03-27 第2回国会 参議院 労働委員会 第2号 今日の如く復雜な經濟機構、變動の激しい經濟情勢下にありましては、經營については特別の才能と識見を必要とするに拘わらず、この點において使用者より劣ると見なければならない勞働者が經營に携わることとなるのでありまして、その結果、商機の把握、經濟變動に對處すべき適當なる措置等について、適切を期待し得るかどうか疑問でありまして、この點、使用者としては常に不安に曝されていなければならないのであります。 鈴木義男